財産評価基準書とは、相続や贈与により取得した財産に係る相続税・贈与税の財産を評価する際に適用します。
毎年国税庁が決定して基準となる路線価・倍率・各種割合・地区区分などを記載した財産評価基準書を公開しています。
この中の路線価とは、その道路に接している一般的な土地の1?当たりの評価額のことで、土地の財産評価に用いられる基準になるものです。

この路線価を使用して評価する方法を路線価方式と言って、路線価が示されていない土地に関しては倍率方式で計算されます。
それから路線価は常に一定の金額ではなくて、先にも触れましたが毎年国税庁より発表されて更新されます。
そこで注意したいことは、相続税の申告についてはその年に公表される路線価を使用する必要があるということです。
ただ、その年の路線価は7月頃に国税庁から発表されるので、発表前に相続が発生した場合には、発表されるまで申告することができません。

財産評価基準書に記載される路線価は、どこで確認できるのかというと国税庁のホームページ上で、常に公開されていて誰でも閲覧することが可能です。
ネットの環境があるのならこの方法により確認するのが最も簡単です。
国税庁のホームページのトップページには、知りたい情報に容易にアクセスできる各種情報への入口が設けられています。
ですから路線価が知りたい場合には、平成〇〇年度分財産評価基準をチェックするだけです。

しかし、もしインターネット環境が身近になかったり、パソコン操作が不得意だったりする場合には、最寄りの税務署に直接問い合わせて調べるという方法もあります。
相続税路線価図が税務署には置いてあって、その管轄区域内の路線価については無料で閲覧することが可能となっています。
また、会計事務所に問い合わせるといった方法もあって、相続税に力を入れている事務所なら相続税路線価図を置いている場合があります。
相続の相談を税理士にしている人や、相談をしようと考えている人はついでに問い合わせしてみると良いです。

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