相続税や贈与税の課税価額の基礎となる財産評価については基本として時価となります。
相続財産が現金だけなら相続開始日における金額がそのまま財産評価となるので、確実に時価を表している財産となります。
しかし、大阪の土地など不動産が相続財産に含まれていると、その金額の算定に関しては困難になる場合も多々あります。
さらに、そうした各種財産に指針となる基準がなければ、恣意的に判断される危険性がありますし、財産の鑑定評価を依頼しても必ず正解とも限りません。

その為、財産評価に関する統一的な定めとして、国税庁による財産評価基本通達というのが公開されています。
この財産評価基本通達には、時価の概念や評価方法が定められていますし、土地ほかについては毎年財産評価基準書が公表されているのです。
ちなみに財産評価基準書のなかには、土地の財産評価に必要となる土地に関する路線価図や評価倍率が示されています。

「大阪府 財産評価基準書」には、土地関係として路線価図や一般の土地等用・大規模工場用地用・ゴルフ場用地等用などの評価倍率表が示されています。
また、宅地造成費の金額表・鉱泉地の評価・雑種地の評価・耕作権の評価・占用権の評価などが、その他土地関係として示されているのです。
それから、土地関係以外として借家権割合や森林の立木の標準価額表などが、参考として家屋の固定資産税評価額に乗ずる倍率や伐採制限等を受けている山林の評価といったものも示されています。

国税庁のホームページに掲載されている「大阪府 財産評価基準書」にある大阪府の路線価図については、調べたい市区町村をクリックするだけで図が示されます。
その為、財産評価したい土地の所在地が分かれば簡単に調べることができます。
ただ、記載されている市区町村名については、1月1日時点の名称で1月2日以降に名前が変更になった場合は、変更前の市区町村をクリックする必要があります。
調べる際にはその点に注意する必要があることも知っておく必要があります。

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