被相続人の名義であった土地を相続する場合には、数字で土地の評価を表す必要があって、その際に使用するのが相続税路線価というもので一般的には路線価と呼ばれています。
この相続時路線価は相続税を算出するにあたっては必要不可欠なものですが、それはどこで確認できるのか、いつ発表されるかなどが疑問になります。

まず確認できる場所ですが、それは国税庁のホームページで、財産評価基準書に記載されている路線価図や評価倍率表などが一般公開されています。
また、財産評価基準書に記載されている路線価図は、税務署にも置いてあって税務署が管轄する地域の路線価を無料で確認することができます。

ただ、全ての道路に路線価が設定されているわけではなくて、市街地以外の地方や奥まった土地などについては路線価が設定されていない土地もあるのです。
このように路線価が設定されていない土地を評価する場合には、固定資産税評価額に国税庁が定めた倍率をかけて計算するといった倍率方式で評価します。
倍率方式で用いる倍率についても路線価と同様に国税庁のホームページにある財産評価基準書の評価倍率表で確認できます。

いつ発表されるのかですが、財産評価基準書は毎年国税庁から7月頃に発表されています。
そこで、相続税の申告をする際に古い路線価と新しい路線価どちらを使用するのかといったことで迷う方もいます。
その答えは、基本被相続人が亡くなった年度のものを使用することになっているので、7月に発表される新しいものを使用することになります。

例えば、10月に亡くなった場合には既にその年度の路線価が発表されているので、それをそのまま使用して算出することができます。
しかし、2月に亡くなった場合には亡くなった年度の路線価が発表されていないので、新しい路線価が発表されるまで相続税申告を待つ必要があります。
この点を勘違いして古い路線価で相続税を考えると、数字が大きく異なる可能性もあるので注意が必要です。

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